CardWirthシナリオ作ってます。
ウルリヒ: やあ、皆さんはじめまして。 冒険者の宿「捨て仔犬亭」のウルリヒと申します。 カルバチアの学校で教鞭をとっていたのですが、 最近、教え子たちと冒険者としてデビューいたしました。 いやあ、けっこう憧れていたんですよ、冒険者って。 見知らぬ土地に赴き、未踏の遺跡を探検し、不思議な生き物に出会う。 研究室に篭っていては体験できない、本当の意味での学問ってやつですかね。 ハイディ君が、冒険者チームを結成すると聞いたときは、衝撃が走りましたよ。 今こそ、真の学問の道に身を投じるべきだと。 すぐさま辞表を提出して仲間に入れてもらった次第なのです。 ま、女房はカンカンに怒ってましたがね、ハハハ。 さて、そんな我々の冒険の様子を報告していこうと思います。 暇つぶしにご覧いただければ幸いでございます。 ウルリヒ: 鍋をかき混ぜる仕事をしたり、ゴブリンを懲らしめたりして軽く経験を積んだ後、 山賊の討伐のため、彼らのアジトである洞窟へ向かいました。 初めての人間相手の戦闘ということで、多少不安はありましたが、 山賊のほうが思いのほか弱くて楽勝でしたね。 しかし、問題は山賊の首領一家を追い詰めた後。 あれは変化魔法の力を封じ込めたマジックアイテムだったのでしょうか。 山賊首領の使った不思議な像の魔力で、我々は動物に変えられてしまったのです。 同じ場所にあった泉の水で元の姿に戻れたということは、像と泉とは1セットのものと考えるのが普通であり、この洞窟そのものが古代遺跡と呼べる代物であると言えるのか。だとしたら、誰が何の目的でこの遺跡を作ったのか。 色々と興味が尽きないところでありますが、 像は壊れてしまったし、他に手がかりとなるものも見当たりません。 なにより、動物に姿を変えた教え子たちを捕獲して元に戻さなければなりません。 最初に捕まえたのは、タヌキに変化したクリスティン君でした。 どこで覚えたのか、オトコらしいセリフを吐いていますが、 学生時代からヘタレな彼だったので、余裕で捕まえることができました。 ま、彼の場合は食うよりも食われるタイプだと思うのですが、どうでしょう? 次に捕まえたのは、チーターに変化したテア君。 おとなしい雰囲気だった彼女が、肉食獣に変化したのは意外でしたし、 その身体能力も侮れないものでした。 私とクリスティン君ではなかなか捕まえられず、彼女をおびき寄せるための干し肉も使い切ってしまい、大変でしたねえ。 3人揃えば、あとは力技で何とかなると思いました。 ペガサスに変化したユストゥス君、オオカミに変化したツェーザル君を捕らえたまでは良かったのですが、残る一人、サルに変化したハイディ君が見当たりません。 最初に遭遇していたのですが、それ以降全く姿を現しません。 おびき寄せる罠にも反応せず、ひたすら十字路で待ち伏せする羽目になりました。 その警戒心の強さやずる賢さは、冒険者として十分な素質がありそうですねえ。 おおっと、つい教官時代のクセで生徒の評価をしてるような報告になってしまいましたな。 ともかく依頼は達成し、全員無事に帰還。 後で、みんなで一杯やるとしますかな。 Copyright:GroupASK,Dr.タカミネ,あり,りら,らたら,九条のん PR |
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