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2009年10月01日00/ 時15分の記事
感想「ジゼリッタ」
次のシナリオは鋭意製作中でありますが、時間がかかりそうです。
あんまり日記に書くことが無いというのもアレですので、無難に他の作家の方が作られたシナをプレイした感想でも書いとくかなと思う次第です。

記念すべき第1回目は、楓さん作の「ジゼリッタ」です。




まず告白しておきますと、私はPC1人用読み物系シナリオが苦手なのであります。
理由は、多くの場合、この手のシナのPCの個性が、シナリオ作者側によって決められており、
そして選択の余地無しに、その個性に従ってPCが動かされることです。
自分のPCへの思い入れは強いほうではありませんが、
「そいつ(シナに突入させたPC)はこの状況で絶対そんなことはしない!オイ!俺のコントロールを離れるな!」
といったケースによく遭遇します。
まあ、シナ開始時に「○○で××な若者の男性PCでお願いします」などと注意書きをしてくれることが多いので、
該当するPCが居なければシナリオ自体をスルーすれば済むのですが、
ごく稀に、どうしてもスルーできない事情があったりで…大変でした。

で、この「ジゼリッタ」に参加することになるPCにも個性が設定されています。
とは言え、おそらく多くの人が思い描くような、
「おしゃべりで女の子にモテそうな冒険者」像であると思いますので、
たいていのパーティーにそんなヤツは1人はいるでしょう。
多少、設定から外れたPCでも、「今日のコイツは張り切ってんなw」くらいの印象で済むかと思います。

そして、この「モテ冒険者」(あるいはモテようと頑張っている冒険者)がなかなか良い。
適度にキザで、女の子に優しいのはもちろん、自分が冒険者であることを自覚して行動してくれますので、
一つのカードワースシナリオの主人公として頑張る彼の活躍を楽しむことができます。
うちのパーティーの秀麗担当の人物像とピッタリだったこともあり、存分に楽しみました。
こういうケースもあるので、一人用読み物もあなどれません。

後半の展開とか、ジゼルの能力とかに、ちょいと違和感もありますが、
あんまり目くじらを立てるほどでもないでしょう。
見た目や音楽もキレイですので、プレイして損はないと思っとります。

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